【オーギャマンドトキオ（恵比寿）】コスパ界の覇者

総評・レビュー
料金・価格
料理・コース
店舗情報

総評・レビュー

コスパ界の覇者

様々なビストロやホテル事業（宮古島のグランブルーギャマン）を手掛けるギャマングループのAU GAMIN DE TOKIO （オーギャマンドトキオ）。食べログでは、過去にブロンズや百名店に選ばれております。今回、仕事の空き時間ができたので、前日予約してランチを初利用。

総評としては大満足です！なんといってもコスパの良さが神がかってます。
だって、コース全8品＋ドリンク×3杯で6,000円切るっておかしい。さらに、美味しいし、ボリュームも十分だし。

2023年のトップコスパ店は神楽坂にあるピアッティカステリーナさんでしたが、ここは今んとこ2024年圧倒的1位です。

あと、スタッフの方も気軽に話しかけて頂いて、ありがとうございます<m(__)m>。GW前に仕事をためこんでいる自分をヒーリングしてくれました。仕事をためこんでいるかたはぜひ利用してみてほしいです。

シェフについて

シェフの木下威征氏はフランスへ留学後、三ツ星レストランで働く→オーバカナルやモレスクでシェフを務める→当店をオープン→複数店舗を経営→現在に至るという感じです。下記に、幼少期から修業時代、経営者の側面までの記事があります。
https://hitosara.com/contents/chefstable/archive/kinoshita.html

個人的には以下の言葉が刺さりました。

いつも元気な子がおとなしそうな顔をしていたら、公園でコーヒーでも飲みながら、その子と向き合って話しを聞く。そうすると、1時間後にはカラッと顔が変わってやる気に満ちた顔になるんです。

いつも仕事でヘマして、コーヒー飲みながら「交通事故にも遭わないかな、自分」と自分自身に話しかけ、すぐにそのことを忘れて、1時間後にはカラッと顔が変わってやる気に満ちた顔で仕事でまたヘマをする自分の相手をしてほしいです。

お店の雰囲気・外観

恵比寿駅東口を出て、ラーメン中山の通りをまっすぐ5分程歩きます。アメリカ橋公園のところを左折し、まっすぐ3、4分歩き（ピーター・ルーガーを越えます）、交差点を渡ってすぐのところにお店はあります。周りは閑静な住宅街っぽい感じ。

1階がオーギャマンドトキオ・ターブルで、2階がオーギャマンドトキオだそう（ランチは1階でした）。

お店の前に12時頃に着くと、すでに5～6組ほど。女性のペアやらおひとり様、小さなお子さんがいる家族、ビジネス利用っぽい男女5人など、多種多様です。

店内はカウンターを中心に席が構成されており、カウンターが10席ほど、テーブル席が4～5席ほどです。2階にはテラス席まであります（ちなみにペット可だそう）。こじんまりとしていますが、居心地の良い雰囲気。

そして、料理が進んで分かったのですが、やはりカウンター席の醍醐味ですかね、料理のおいしい香りが十分に伝わってきます。

スタッフの方は若い方が多く活気にあふれています。ドリンクがなくなりそうになると、すぐに駆け付けてくれたり、食事の最後にはわざわざ話しかけて頂いたり、ありがたいかぎり（つたない受け答えで大変恐縮です）。

5段階評価

料理・味：★★★★
サービス：★★★★★
雰囲気・居心地：★★★★★
コスパ：★★★★★
お酒・ドリンク：★★★★

料金・価格

ランチで利用したコースは「GAMIN table Dejouner ～ギャマンターブルランチコース」なるもの。全8品で3,850円は安すぎでしょう。

さらに、火～金曜だと、「パスタ1.5倍増量」or「フランス産フロマージュ盛り合わせ」のクーポンもあります。価格の安さ、付加価値で差別化を図るのは常套手段ですが、モロに効きます。

ドリンクに関してもワインのグラスが900円～、ボトルが5,000円～となっており、価格の哲学はしっかりしています。ハイボール✕2杯と赤ワイングラス×1杯飲んで、トータル5,000円台後半！？ありえない安さです。

料理・コース

・スペシャリテとうもろこしのムースとズワイガニ

ドリンクとともにすぐにスペシャリテ到着。これは美味しい。この手の料理、とうもろこしの甘さがドギツいものが多いのですが、こちらは上品な甘さに仕上がっております。ムースの程良い固さとズワイガニの食感も好き。ちなみに、＋500円でズワイガニを雲丹に変更することも可能。
・自家製焼き立てローズマリーフォッカッチャ