まのぴらーのひとり飯グルメログ

都内中心に一人ふらふらとソロ飯・ぼっち飯

シャントレル(代々木八幡・代々木上原・代々木公園)のソロ・ぼっち飯

総評・レビュー

代々木上原・八幡のフレンチはやはり別格

代々木上原・八幡でコロナちょい前辺りからオープンした和食系・イタリアン系・創作居酒屋系のお店はそこそこ行きましたが、お店の外観・内観・料理の見てくれは立派だけど、肝心の味が???なお店がほとんど(天ぷらの喜わさんは別)でした。
そんな中、フレンチ勢は、昔からあるラ・ファソン古賀さんやルボークープさんとかがすんばらしい料理を提供してくれる別格な存在という感じ。これにより、代々木上原のレベルをなんとか高水準にキープしてくれている的な印象を持っています。

んで、今回のシャントレルさん。結論から言うと、上述の通り、やはり代々木上原のフレンチ勢は別格だなという印象をより強く持ちました。

やっぱり1品1品のクオリティやコース全体の完成度が違う。

キノコのコンソメスープやポタージュでどっぷりドープなキノコ王国の世界を堪能させてくれたり、揚げ物や鰆では旬の素材を通して季節の移り変わりをクリアに感じさせてくれたり、メインのシューファルシではオーベルニュにトリップさせてくれたりなど。久しぶりに感動を覚えたお店でした。

シェフについて

シャントレルさんは、オープンして10年以上。シェフがフランス修業時代に出会った、キノコの名前が店名の由来の通り、コースの品々やお店のオブジェにもキノコが散りばめられています。
シェフの中田雄介氏は、数々の名店や渡仏しての修業を経て、当店をオープンし、現在に至ります。ミシュランガイドでの星獲得やら食べログ百名店にも選ばれており、名実ともにすごい方です。
お店のHPの「お客様に元気と喜びを伝えられる温かい料理をなるべく近くで作りたい!!」とあるように、シェフの接客はかなりフレンドリー。たぶん都内でトップクラス。料理のこと、お店のことなど、いろいろお話しすることができました。2回目にお伺いする際は、きっと人生相談もできるのではないかと思っております。ので、初めての方でもおひとり様でもお気軽に行きやすいのではないかなぁと。

お店の雰囲気・外観

店内はカウンターとテーブル席合わせて20席ほどの構成、カウンターからは厨房が良く見えます。上述のシェフの思いを具現化したゆえのカウンター構成なのかなぁと。

お客様の層については、私以外にもおひとり様がいらっしゃったり、ビジネス利用の方々がいらっしゃったりなど、多種多様。シェフはどなたにも対してもフレンドリーで、緊張感とかは無く、居心地はかなり快適です。ドレスコードもあんまり厳しくなさげ。

5段階評価

  • 料理・味:★★★★★
  • サービス:★★★★★
  • 雰囲気・居心地:★★★★★
  • コスパ:★★★★
  • お酒・ドリンク:★★★★

料金・価格

その日のシャントレルで1番おすすめの料理を全て食べてもらうというスペシャルコース(全9品)にしました、16,500円。ドリンクはペアリングとかは無いのですが、料理に合わせてチョイス頂くスタイルにしてもらいました。シャンパンは2,000円、赤白グラスは1,200〜1,600円のレンジで、適正な価格帯かなぁと。トータルで4~5杯くらい飲んで、合計28,000円位です。

料理・コース

・サーモンのリエット(左)、クロックムッシュ(右)

豚肉をペーストにしたものが一般的なリエットかと思われますが、鮭をベースにしてます。鮭の塩気+旨味でシャンパンがぐいぐい進みます。クロックムッシュは、中にキノコのペーストが。何のキノコか聞き忘れましたが、心地良い香りです、たまりません。たぶん、クロックムッシュ界で1番美味しい。

・フォアグラマカロン、キノコのスープ

キノコのコンソメスープはシェフの師匠のスペシャリテだそう。これはじんわりキノコの旨味を味わうことができます。お代わりしたい。フォアグラマカロンはサクッとした食感の後、フォアグラの芳醇さを堪能することができます。

・牡蠣×春菊、筍、舞茸のフライ、万願寺とうがらしのソース

全て揚げ物の構成。手前は牡蠣×春菊、右は舞茸、左は筍。筍のシャキシャキとした食感、舞茸と牡蠣の弾力的な食感は噛んでて楽しいですね。春菊の個性的な香りも季節を感じさせてくれます。そして、これらは噛めば噛むほど素材本来の味が滲み出てきます、たまりませんね。真ん中にあるオレンジ色の万願寺唐辛子のソースは、それほど辛味が強いわけではなく、パプリカの酸味と白ワインが程良くブレンドされ、複雑で多層的なお味。

・芹のおひたし、ヤリイカ、ナメコ、トマトのピューレ

ヤリイカは程良く火入りしており、香ばしさが抜群で、一足早く夏の出店に来た感じ。とはいえ、直線的にヤリイカを食べるのではなく、芹の上品な味わいとトマトのサッパリとしたピューレで頂くという憎い演出。ナメコも程良いアクセント。

・鰆、紫キャベツ、ニンジン×生姜×キャラメルのピューレ

本日のBEST。鰆は福井県産。旨味が凝縮されています。皮も美味しい。とにかく美味しい。ピューレが脂っぽさを中和してくれ、さっぱり召し上がることができます。ポーションも大き目で大満足な一品。

・ロワール産ホワイトアスパラガス、ベシャメルソースのグラタン、生ハム

ホワイトアスパラガスは瑞々しく、グラタンはわんぱくなお味。生ハムの塩気+旨味もGood。コースの中では割とジャンキー寄りな一品。キライになれるわけない。

・ポタージュ、トリュフ、シャントレル

ポタージュの上には、ソテーされたトリュフとシャントレルがボリューミーにON。これはもう普通のポタージュが飲めなくなる位の旨味が詰まってます。後からシェフに言われたのですが、どうやら私は結構食べれそうと思われたらしく、本ポタージュを多めにして頂いたそうな。なんて嬉しい計らい。

・オーベル・シューファルシ

フランスオーベルニュ地方の郷土料理(?)らしいです。平たく言うと、ロールキャベツ。お肉は川俣シャモ、キャベツの中には、シャントレル、レバー、フォアグラ、レバーなどの多種多様な素材がもりもりで、全体的には優しい味わいで仕上がりつつも、各素材が交互に顔を見せてくる感じはユニーク。さらに、シェフの計らいで、メインを食べ終わった後の残ったソースに舞茸リゾットをこれでもかという位アドオンして頂きました。既にお腹いっぱいですが、あんまりにも美味しく、無我夢中で食します。ありがとうございます。

・ヌガーグラッセ

デザートは4種類から選ぶスタイル。ヌガーグラッセ、黄金柑のスフレ、チョコレートのテリーヌ、。今回はヌガーグラッセにしました。キャラメリゼしたナッツのスモーキーさと食感、ドライフルーツの酸味、エスプレッソのビター感がたまりません。

・エスプレッソ、お茶菓子

 

…いやー、ひさしぶりに大満足な一日、幸せ。
季節の変わり目にお伺いしたいほどですね。

ごちそうさまでした。

店舗情報

  • 住所:東京都渋谷区元代々木町24-1 アブニ―ル元代々木 1F
  • 最寄り駅:小田急小田原線代々木八幡駅徒歩5分、東京メトロ千代田線代々木公園駅徒歩6分、東京メトロ千代田線/小田急小田原線代々木上原駅徒歩8分
  • 予約:TableCheckほか
  • 営業時間:18:00~21:30(L.O.)、昼/ 12:00~14:00(L.O)土・日のみ
  • 定休日:月曜日